あらさーさんの日々

29歳独身崖っぷちのアラサーOLリミ(仮名)の日常とか女子会とか美容とか野球とか…いろいろなことを、フィクション交えて面白おかしくつづってみた

独女の沼1丁目

気づいたら今年も残すことあと2週間ほどになりました。仕事もあと4日すれば冬休み、それまでに何とか年賀状を作成したいリミです。来週印刷頑張るー!

 

最近、長年のお付き合いがある友人が結婚することになり市外に引っ越すことになった。10年近く一緒に過ごし、お互いのさまざまな恋愛事件を知っていて、いろいろなところに出かけたので、嬉しい反面少しさみしい…

やっぱ29にもなると周りには既婚者が増え子持ちも増える…FBとか見ると子供の写真がめちゃくちゃフィードに流れてくる。コスプレイヤーだった友人も美しいコス写真から子供の写真をUPする日々…昨日までJKだった気がするのに、なんか浦島太郎になった気分だ。

そんなんで、既婚者が増え始めると自分たちはもうそんなに若くなく、いつまでもゲラゲラ遊んでいる年齢ではないのかもしれないと思い始める。思考が20代前半くらいのままで止まっているが、もう少しは落ち着いた方がいいのかもしれない。

 

よく、雑誌などでは独身同士でつるまないようにと書かれているけど、あれって本当に真理を得ている!と最近妙に納得。別にアラサー独女達が集まって遊ぶことはいいことだと思うけど、独女だけでのつるみは危険が潜んでいる。

独女たちの生ぬるい環境に甘え、既婚者からの厳しい助言を既婚者は偉そうにーと足で蹴り、あの子は子供を産んでから変わったとかいろいろ愚痴り、若い頃はおしゃれなお店でお酒を楽しむだけで楽しかったはずが…気づいたら愚痴をつまみに女子会と言う名の悪口大会になりそうで怖い。しまいには周囲に毒を吐き、毒女と化しそうで怖い。これって一昔前は彼氏いそうな子は〜とか、やっちまった子は〜との話の内容と似ている。

それに、義務教育のようにみんながみんな自動的に結婚できるわけでもない。あの子が結婚してから考えるだなんて甘えたことを言っていたらダメだ。結婚って大学などの入試に近いものなのかもしれない。付き合う段階など(センター試験・校内選考)で自分にあった男(大学・短大・各種専門)と結婚できるか試し(入試)うまくいけば合格(結婚)できる。みんながみんな自動的にできるものではない。

ちなみにお見合い(婚活パーティー含む)は就活と似ている気がする。自分の経歴を見せて面接をして晴れて採用(結婚)される。だから、結婚は義務教育みたいにみんなが必ず進める道ではない。あの子ができるからわたしも!あの子がしたらわたしも考える!なんて生ぬるすぎる。


別に独女でもひとりの時間を謳歌して楽しむことができればいいことだと思う。結婚や子育てだけが幸せではない。世の中が作り上げた幸せの定義に縛られることなく、自分の中の幸せの定義があるのならそれでいい。

しかし、結婚したいくせに婚活もせず、なんもしないでただ愚痴を延々と言い、できないことをやらないだけだと言い訳をし、定期的に会った時にお互いの傷を舐めあってわたしたちは可哀想な子猫ちゃんだとかのたまっているだけでは決して男は現れない。むしろそんな痛いBBA女たちには近寄りたくないと思う。白馬の王子様がいたってそんな女の元には行きたくない。下手したらダメ男にいいように利用されてポイされて愚痴り傷を舐め合いダメ男のささやきに甘え…無限ループに陥るだけだ。

わたしは今は旅行もしたいし、スポーツ観戦もしたいし、習い事をはじめてみたい。結婚できない女の典型的だし、別に結婚もまだいいかなと思っていたが、このまま独女の沼に飲まれてしまうならとっとと結婚したいと思い始めた。

結婚ができないことの恐怖より、生ぬるい環境で現実を知らずにアラフォーになることの方が今は怖い。

独女沼の底に沈む前に、頑張って沼を脱出したい今日この頃。