あらさーさんの日々

29歳独身崖っぷちのアラサーOLリミ(仮名)の日常とか女子会とか美容とか野球とか…いろいろなことを、フィクション交えて面白おかしくつづってみた

汚部屋の住民

8月になり1年の折り返し地点がとっくにすぎました。
あれ、昨日クリスマスパーティーして寿司屋で酒盛りしたんじゃないっけ…と思うリミです。
歳を重ねるごとに1年があっという間すぎて怖い怖い…もう少しで30歳です。

 

実は、わたしは部屋の片づけがものすごく苦手な人間だ。
部屋が汚い人は主に2パターン別れると思うが(有機系ゴミ・無機系ゴミ)わたしは後者の無機系ゴミがあふれるタイプ。
主に、書籍・CDが多く社会人になってからは衝動買いして読まない・聴かない本が多数…
某古本屋に持っていく荷物を見ながら…

「これでアマソナ買えたわ!!!バロン買えたかもしれないわ!!むしろボリード変えたかも!いや、バイザヤードぉぉぉぉぉぉぉっ!マチュピチュスフィンクス!スペイン!ウユニのどこかいけたぁぁぁぁ!」

と果てしなく後悔…orz

ちなみに最近はCDを買うならすごく好きなアーティストのアルバムに的を絞り、シングルはアイチューンでダウンロード派になりました。
TUTAYAの10枚1000円の日は素晴らしいです。
昔はジャケットとDVDの内容が違う形態のシングルは全種買いしていたわ…
「A●Bの握手や選挙券のためにCDいっぱい買うオタクキモwww」
と言っていたが…
わたしも同類www

あと、本が同じ内容が多い…
幸せになれる・お金持ちになれる・夫を金持ちにする・引き寄せ方・マナー・ダイエット…
わたしは思う…
この手の本を多数持っている人間は持っているだけで満足するタイプの人間だ!と。
よく成功者の本を持っている人間は成功しないと書かれていることがあるが、きっとその手の人は持っている自分に満足しているから成長しようとする人はごくわずかだ。

厳選した本を少し持ち、それを何度も見直し実践している人は、きっと自分が目指すライフスタイルに着実に近づけている。
しかし、無作為に買ってそれだけで満足してしまえば、使われずに死んだ物の不の気があふれ出し、それらからくる悪循環から出費が増え、幸せになれない自分の不幸さに嘆き、幸せになろうとさらに結局読まない本や使わない開運グッズなどに手を出してゆく…

そして現状を維持したままでいると、二人で近所の風呂屋に行って一緒に出ようと約束したがいくら待っても彼は来ず帰宅すると、待ってもくれず先に帰った男が冷え切った5畳半の1R(風呂・トイレなし)でダウンコート着て待っているるような、神田川も真っ青になるような生活をする運命が押し寄せてくるのかもしれないのだ。

 

同じ汚部屋でも有機系ゴミであふれている人のほうが潔く捨てることができるからすぐにきれいにできると思う。

汚部屋のビフォー・アフターのサイトを見ても、有機系ゴミであふれた汚部屋の住民は半日ほどで部屋が片付いていることが多い気がする。 

逆にわたしと同属の無機系ゴミが部屋にあふれる人間は、何時間経ってもなかなか部屋が片付かない。
無機系ゴミであふれる人は様々な欲と決別し改めて自分を見つめなおさなければきっときれいにならない。

天変地異が起きてもきっと部屋の物を探すだろう。

物を大切にすることは大事だと思うが、使わないものはもう役目を終えている。

様々な本に書かれている通り感謝の気持ちをこめ捨てて、また新たな命としてよみがえることを願ったほうがいいのではと思える。

毎日コツコツ少しでいいから部屋をきれいにしていこう。

部屋は心を表すというが、部屋をなりたい自分をイメージしてきれいにしてインテリアもコーディネートしていけば、きっとなりたい自分になれるのかもしれない。

ボロ雑巾の人生になってもいいのならどうぞ汚部屋にいればいい。

しかしシルクのドレスを着れるような人生にしたいのなら、まずは床に散乱している本を本棚にしまうところからはじめよう。

その一歩が美部屋へのはじまりなのだから。