いきなりそれは難しい
わたしは普段あまり本を読まない。
一時期は東野圭吾などの本を買ったが、本を買うだけでなかなか読まない。時間がないという言い訳をするわけでもなく、きっと本を買って満足してしまうわたしがいる。ちなみにいうと、ダイエットの本も買って満足するわたしがいる。
まぁ、本を読みたいと思っていたそんな時期…確か21歳の頃にちょっと文学を読める女になりたいと思い、何を思ったのか当時人間失格などの文学が小畑健が表紙の絵を描いたため、すっごい変なノリで買ってみて読んでみた。本が苦手なわたしでも読めたが、どんどんドロドロというか気が重くなってしまい途中で読むのをやめたが(太宰作品好きな人ごめんなさい)その頃は竜馬がゆくや蟹工船なども買ったが途中で読むのをやめた(蟹工船は挫折したけど、竜馬がゆくは買うのがめんどくさくなった人)
そんなわたしなので文学や本よりも旅行の本などをぱらぱらめくったりしている方が性に合うが最近になってやっぱり文学が読めたほうがいいかなと思い、今年の年初めにやっていたオリエント急行のせいでアガサクリスティ作品が読みたくなって本屋で立ち読みしてみると…きっとどこかで挫折するわたしの姿がが見えたからそっと本棚に返した。
この前美容院に行った時に、この事を美容師さんに話してみると『リミさん、普段本を読まなかった人がいきなり高いハードル設定するのはダメですよ』と言われ『もっと読みやすい本がいいですよ。そこからいけばいいっすよ。積み重ねです』と言わ妙に納得した。
運動をしてこなかった人がいきなりフルマラソンをしようとランニングすることと同じように、してこなかった人がいきなり何かをしようとしてもうまくいかないこともある。それに、小学生の頃に本には低学年向き・中学年向き・高学年向きとジャンルが別れていたことを思い出した。
とりあえず、今買ってあるフランス人は10着しか服を持たないを読み切ることにしようと思う。