あらさーさんの日々

29歳独身崖っぷちのアラサーOLリミ(仮名)の日常とか女子会とか美容とか野球とか…いろいろなことを、フィクション交えて面白おかしくつづってみた

30歳でまた行きたい場所

今週のお題「海外旅行」

わたしの初めての海外旅行は20歳の時に専門学校での修学旅行だった。修学旅行の行き先はほぼヨーロッパか国内が主流だったが、わたしの代の担任が『うちの科はライトの落水荘見にニューヨーク行こう!』ということで行き先はニューヨークと、近代建築の巨匠であるフランク・ロイド・ライトが設計した落水荘(カウフマンズ邸/数年前にキューピーのCMで使われてた家)を見に行くためにピッツバーグに。

 

初めての海外は街並みや行き交う人など全てが新鮮で(今も海外に行くたびに新鮮だなぁと思います)早朝のセントラルパークにサブウェイで行ったメトロポリタン、ホテルから歩いて行ったエンパイアステートなどテレビで見ている名所を巡った。また、チャイナタウンと道路を挟むとある近代的な街並みとのギャップにニューヨークは多民族が住む街なんだと改めて実感した。

そして、日程がちょうどクリスマスシーズンだったため街中はクリスマスカラーに彩られ、点灯式では日本のニュースがよく中継するロックフェラーのクリスマスツリーにとめも感動。テレビで見ていつか見てみたいと思っていたあの光景やあのきれいさは、テレビの画面や写真では伝わらないほど美しかった。

そしてニューヨークを散策したのちに落水荘に行った。飛行機でピッツバーグに行きそこからバスに揺られ田舎町に行った。

長旅の先に見えたのは資料で見たあの落水荘そのもので、ほとんどずーーーーっと変わらないままであろう姿に感動して、きっと建築の仕事に携わったりしない限りもう訪れることがないんだろうなぁと思いながら内部を見学した(物に触れてはいけないため、階段上るの必死でした)

 

その時の旅行ではとてもいい経験ができたし、偶然立ち寄ったニューヨークの教会でいつか結婚した相手とまたこの場所にきたいと思った。いつかこの場所にまた立つ時には、隣には大切に思える人がいればいいと密かに思いながらそこを立ち去った。

 

30歳の記念に何をしようかと悩んでいて、記念に旅行をするにしてもボリビアのウユニ塩湖やフィンランドかアラスカのオーロラ鑑賞、エジプトのナイル川クルーズやマチュピチュとナスカの地上絵やスペインなど行きたいところが山ほどある。しかしもし節目に旅行するのなら、20歳の時に行ったニューヨークにまた行くのもいいかも。一人旅になってしまうかもしれないけどね。